赤い丘

日々の雑記。歯科医師。文学。哲学。酒。

2019-05-01から1ヶ月間の記事一覧

変化

ほんのふとしたきっかけで人間は、まったく変わってしまう。昨日までとはものを見る目がまったく変わってしまうことは人間誰もが経験することではないか。 おそらく、人生における転機が訪れるとしたら、まさにこの経験は避けられないだろう。 人間、すなわ…

禍福は糾える縄の如し

人生の幸福というものは、一体どこに存在するのであろうか。 何をもって幸福とみなすのか。欲しい車が、家が、手に入ったとき?それとも大金持ちになったとき? 自分の好きな人と結婚できたとき? 幸せの対象が外的なものに依存している場合、絶えず相対的に…

毎日、空の色が気になる。 今日の空はどんな色だろう。 空は一つの大きなキャンバスだ。 真っ白いキャンバスに描かれる日々の色は、空を見上げた僕の大きな心の鏡だ。

睡眠不足

最近睡眠不足である。 睡眠が不足しているということは、その分起きて何か活動をしているということである。 ところで、基本的に人間は自分にとって「よい」と思われることしかできない。悪事を働こうとする人間にとっても、その行動がその人間にとって「よ…

精神の健康

一日いろいろなことに奔走してクタクタになった体に、お酒というものはまさに五臓六腑に染みわたる思いがする。 緊張する時間が長いほど、弛緩する時間もまた必要である。いわゆる振り子の法則のようなものである。 お酒やタバコというものは、とかく健康を…

あたりまえ

あたりまえに生きている毎日。いつものように起きて、朝日を浴びながら、通勤する。クタクタになりながら、お月さまに挨拶をしながら家路を急ぐ。 あたりまえな、ごくごくあたりまえな日常の風景である。 ところであたりまえとは何か。日頃の習慣か、自分の…

ベアフットランニング

僕は過去に膝を痛めたことがあり、それ以降、運動とどう向き合おうかと悩んだ時期があったが、ランニングの世界でベアフット系ランニングというものの存在を知り、それを実践していくことで、膝の痛みを克服することができた。 ベアフットとはハダシのことで…

夏の匂い

最近、随分日が長くなってきたし、暑くなってきた。 日が沈む頃に、家の近所を歩いていると、ふと、夏の匂いを感じた。 夏の匂いというのは、なんといったらよいか、僕の幼い頃に嗅いだことのある、ある種の自然にはえている草花か、あるいは土などから発せ…

巡り合わせ

自分の人生で起こるありとあらゆる巡り合わせというものはどこかで必然というか運命づけられている気がしてならない。 この人との出会いがなければ、今の自分はなかった、この事件によって自分の将来が大きく変わったなど、奇跡的といえるような出来事の積み…

最短経路

物事に取り組むときにはできるだけ効率的に、効果的に目標を達成するようにしたい。 最短経路で目標に到達するにはどうしたらよいか。常に頭の中でゴールの方へ意識を向けていなければいけない。それでは、具体的にどうするか。 例えば、ランニングをするた…

年の功

今の自分が将来どのような人物になるのだろうと考えたことは一度や二度のことではない。空想家と言われても仕方ないことであるが、年がら年中理想の自分を思い描き、そして現実の今の自分というものを省みて自分の行動を反省することを繰り返してきたように…

自然

GWになると、日本全国津々浦々、こんなところにも、と感じるような場所でも人で賑わっている。 主要な観光地が人の山であるのは、議論の余地がないことであるが、片田舎の山や川、神社仏閣でもそれなりの賑わいを見せているのには目を見張った。 本能的なも…

小説

小説とは、様々な形式があって、一概には言えないが、作り話である。作り話であるために、現実の世界にしか興味がないといって、小説や文学作品全般を敬遠する人々がいる。その一方で、数百年前から現代に至るまで、多くの古典作品が残されてきており、根強…

栄光富士 森のくまさん 純米大吟醸無濾過生原酒

今日の日本酒は栄光富士のもりのくまさんである。 上品な甘みなどの栄光富士らしさは健在であった。 甘みから入って、後半にくるキレ味も思ったよりは感じられて、どんどん杯が進む酒であるといえる。 森のくまさんというのは、熊本県産のお米の名前らしく、…

海王丸パーク

ゴールデンウィーク真っ只中に海王丸パークに出かけた。ゴールデンウィークで空いている観光スポットはおそらく皆無であろう。海王丸パークも決して例外ではなく、ファミリーを中心として、ひどく賑わっていた。 海王丸の船内の見学をした。船内はいかにも船…