あたりまえ
あたりまえに生きている毎日。いつものように起きて、朝日を浴びながら、通勤する。クタクタになりながら、お月さまに挨拶をしながら家路を急ぐ。
あたりまえな、ごくごくあたりまえな日常の風景である。
ところであたりまえとは何か。日頃の習慣か、自分の日がな抱いている考えか、とにかく当然のことと思われるような事柄であろう。
しかし、あたりまえの有するこの性質により、あたりまえとはいかに稀有な、驚くべきものであるかを人は忘れてしまいがちである。
日々に感謝する、まわりの人に感謝するということ、様々なあたりまえなことに対して、まさにありがたいことだと思うようにしたい。