赤い丘

日々の雑記。歯科医師。文学。哲学。酒。

江田島

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江田島にサイクリングにやってきた。

宇品港から切串港まで自転車を積んでフェリーに乗った。自分以外にも多数のサイクリストが乗船していた。

春の暖かい日差しが心地よい。天気も快晴で、絶好の自転車日和である。

瀬戸内の島々に足を運ぶときは、フェリーが一番の交通の足となる訳であるが、フェリーに乗りながら眺める瀬戸内の海と空のコントラストは最高に美しい。

キタノブルーの青ではないが、海の青と空の青が互いに混ざり合ったような白みがかった青色は、瀬戸内の島々を境界として、無限の広がりを見せてくれる。

穏やかな瀬戸内の海を見ていると、心が非常に安らぐ。例えるならば、幼子だった頃の魂が故郷に帰ること希う、そういう憧れを抱く気持ちに近いものを感じる。

島を一周するルートで、ひたすらペダルをこいだ。

途中、是長地区の県道が通行止めになっており、来た道を戻って迂回した別ルートを通ることを余儀なくされた。去年の豪雨災害の影響はいまだに残っているようであった。

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これが、江田島の通行止めのエリアが載っている地図。

 

走行距離はおよそ70kmだった。久しぶりに日差しの強い快晴の天気のもと、長時間走り続けたので、心地よい疲労に包まれた。帰りのフェリーでは、ついウトウトしてしまった。両腕は赤く日焼けしてしまい、ヒリヒリしている。

実に贅沢な時間を過ごすことができた。

また、トライしてみたい。